Henna Space

2017年に突然絵を描きはじめ、止まらなくなった手と降り注ぐアイデアに動かされるうちにヘナタトゥーに出会いました。描き始めたころは6時間身動きせず描き続けた日もあります。ただひたすらに手が動く、描けば描くほどエネルギッシュに、元気になっていきました。そしてとんとん拍子に東京の高円寺でヘナサロンをオープンし、大した広告もしないのに様々な方が訪れてくださいました。

 

ある時ずっと夢だった世界一周船の旅に出ることにし、約20カ国を訪れ世界中のデザインやアートに触れました。もともと大都会や海外に憧れ、世界一周は夢だったので、旅はとてもとても楽しく目新しいモノばかりでしたが、ふと気づいたことは、大都会はどこも変わらないなぁということでした。

 

田舎に行けば行くほど、その土地独自の芸術・雰囲気に満ち溢れていました。素晴らしい世界に感動と興奮を感じ続け、帰国後更なる発展を誓いました。そして不思議なことに、メキシコのチチェンイツァー、ペルーのマチュピチュなどの中南米を訪れた際、自分の過去世が憑依する体験をしました。まさに自分のルーツをたどる旅でした。そして過去世の私もまた‘‘描く‘‘仕事をしていたり、天文学の星占いをしてとても稼いでいたことや、シャーマンだったり。いまだに夢だったのかと思うくらい多くの不思議な体験を経験しました。

 

その後帰国し、ヘナアートもやりながら壁画を描き始めました。ですが海外での体験を通して霊的に敏感になった私は、東京に戻ってからの生活がうまくいかず、意識がどんどん下がり、自分の過去世だけでなく、低次元の霊がつくことが増えてしまいました。嫌気がさしたころ、「神との対話」という本を紹介して頂き、その本をきっかけに ‘‘意識を高めること‘‘ に興味を持ち始めました。

 

その本に出合い、産土様にご挨拶をして以来全く低次の霊に憑かれることがなくなり、更に意識が変化していきました。その頃からぱたっと絵を描くことにも全く興味がなくなり、より霊的な学びに興味を持ち始め、ヴィパッサナー瞑想の修行を始めました。ヴィパッサナー瞑想センターでの5ヶ月間の滞在の中で、私は全く本当の私を生きていなかったことに気づきました。私の考え方はほぼ全て気づかぬうちに植え付けられた誰かの価値観であったこと、自分がどれほど霊的に敏感で、そしてどれほど世界が鈍感であるか、宇宙に見守られていること、目に見えない存在のはかりしれない愛、波動というさざ波、様々な霊的体験をしました。意識が変化したことで、私はまるっと別人のように穏やかになりました。

 

千葉、新潟、山梨に住んだ後、現在はまた拠点を東京に戻し、日本全国旅をしながら予約があった時のみ制作を行っております。ボディアートの他にも壁画やデザイン、設計、スピリチュアルリーディングなどもやっております。

こんな私ですが、ご興味を持った方がいましたら、ぜひ神秘的なアートの体験にいらしてください。